鏡の中の友達

鏡の中の友達

私は幼い頃、一人でいる事の多い子供でした。

 

実家は田舎の古い家で、周りには歳の近い子供は誰もいませんでした。

 

弟が一人いたのですが、まだ小さかったので、一緒に遊ぶという感じではありませんでした。

 

父も母も祖父も、弟が生まれてから、以前ほど私をかまってくれなくなって、少し寂しかったのだと思います。

 

とにかくその頃の私は、一人遊びで日々を送っていました。

 

私の家は古い田舎造りの家で、小さな部屋がたくさんありました。

 

南西の隅には納戸があり、古い道具や小物が納められていました。

 

その納戸に入り込んでは、仕舞ってある品々をオモチャ代わりにして遊ぶのが、当時の私の楽しみでした。

 

その鏡を見つけたのが、何時のことだったのかはハッキリしません。

 

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